笹子トンネル崩落事故
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中央自動車道笹子トンネル崩落事故
12月2日、山梨県大月市中央自動車道笹子トンネル内で発生した天井崩落事故でワゴン車と白い保冷車
とみられる車両が搬出されました。
このワゴン車に乗っていたのは6名で、うち女性1名は事故当時軽傷を負いながらも自力で脱出しましたが、
他5名は車内に取り残されていた。ワゴン車は3列シートで運転席、助手席、3列目に各1人と2列目に2人の
計5人の遺体が見つかっており、脱出出来たのは3列目にいた1人だけだったとみられています。
車体は全焼しコンクリートパネル※1に激しく押しつぶされ、原形を留めていない。
この他二つの車両からも身元不明の遺体がそれぞれ3名と1名が発見されており、
現在も瓦礫撤去作業が続けられています。
参考 横流換気方式とは
中央自動車道の大月JCT(山梨県大月市)と勝沼IC(山梨県甲州市)間にあるトンネルで、
全長は上下線ともに約4.7km。トンネル内部の空調システムは横流換気方式を採用している。
横流換気方式とは、新鮮な空気を換気ダクトから横断面的に時計回り又は反時計回りに車道に流入させ、
これを換気ダクトの排気側で吸引し循環するシステムである。
交通換気や自然風に殆ど影響されない安定的なシステムであるが、送風並びに排気ダクトの2基の換気機を
要する為に、コスト面では不利である。その為この横流換気方式は他の方式と組み合わせて利用される事が多い。
全てのトンネルで何らかの換気方式が利用されおり、横流換気方式だからこの事故が起きたという事では無い。
その他の方式に於いても同様な形状又は構造のトンネルは多く存在しており、構造の差違はあるものの階層的に
利用する事で様々な機能を持たせ、利便性の向上に繋げているトンネルも非常に多い。
今回の事故は定期点検に何らかの不備があった可能性がある。
※1コンクリートパネルの正式名称はプレキャストコンクリート(PCa)と呼ばれる物。
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